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 江戸時代の禁教期にひそかに信仰を守った「潜伏キリシタン」の資料を数多く収蔵する、天草市有明町の民間キリシタン資料館「サンタマリア館」が、財政難から存続の危機に立たされている。親子2代で収集した「地域の宝」。失ってはならないと、地元の有志たちが動き始めた。

 展示されている資料は、背中に十字架が刻まれた加藤清正像や、観音様に似せたマリア観音像、大江天主堂(天草市天草町大江)を建設したフランス人のガルニエ神父の遺品など約300点。江戸時代の禁教令下の潜伏キリシタンから、禁教が解かれた明治以降も江戸期の信仰形態を続けた「かくれキリシタン」の時代まで長い年月にわたる。

 館長で歯科医の浜崎献作さん(72)と、前館長で2010年に死去した父親の栄三さん(享年90)が約40年かけて集めたものだ。郷土史を研究していた栄三さんが、戦後の骨董(こっとう)ブームの中、天草のキリシタン関連遺産の流出を心配して収集を始めた。潜伏キリシタンが信仰を守り続けていた大江地区などの所有者宅を訪れ、信者自身が信仰を通して日常使っていたものや、先祖からの遺品として代々引き継がれてきたものを譲り受けた。

 栄三さんが1987年、有明町…

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