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 学校法人「森友学園」が大阪市内で運営する幼稚園が過大に補助金を受給している疑いがあるとして、大阪府教育庁は今年度の支給手続きを停止した。府教育庁関係者が取材に対して明らかにした。

 府教育庁によると、補助金は障害のある園児の数に応じて支払われる。1人当たりの支給額は約78万円。森友学園が運営する幼稚園の昨年度の対象園児は16人で、学園側は約1250万円を受給した。今年度も同じ規模の補助金が出る見込みだった。

 一方で、補助金を受給する要件として医師の診断書や保護者の同意書が必要だが、府議会で学園側がこの同意書を取っていなかったと指摘された。府教育庁は今月21日に実施する予定だった立ち入り調査で、同意書の有無を確認する方針だった。これに対し、学園理事長の籠池泰典氏が国会での証人喚問の準備などを理由に延期を申し入れ、現在も調査は未実施のまま。今月末までの調査受け入れを求めているが、できなければ今年度分は不支給になる可能性があるという。