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 飼っている子ヤギが行方不明になり、帰りを待つ静岡県湖西市の道の駅は26日、子ヤギに「さとちゃん」と名前をつけたと発表した。生まれ育った古里に無事に帰ってきて欲しい――。そんな思いを込めた。

 黒の子ヤギは昨年11月22日、国道1号沿いの道の駅「潮見坂」で生まれたメス。双子のオスと両親とともに4頭で飼われ、子どもたちの人気者だった。しかし名前を公募中の今月6日朝、小屋のかんぬきが外され黒ヤギだけが行方不明になっていた。

 道の駅はヤギのいる囲いに「ヤギを返して!」と書いた紙を貼ったり、フェイスブックで呼びかけたりして行方を捜しているが、約3週間たっても見つかっていない。

 道の駅は双子の子ヤギの名前を1月から今月20日まで募集、370通が集まっていた。黒ヤギは「さとちゃん」に、双子でオスの白ヤギには「潮太郎君」と名付けた。26日にオープン11周年記念の催しを開き、発表した。

 志田哲秀支配人(63)は「帰ってきて欲しい。ただ有力な情報はなく、せめてどこかで元気に生きていてくれれば」と話した。