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 アルバイトとして働く外国人留学生が急増している。厚生労働省が1月末に発表した統計では21万人に達し、3年間で倍増。特にベトナムとネパールからの学生が増えた。日本語学校は学生集めに力を注ぎ、人手不足の企業も期待するが、法定時間を超えて働くケースも相次ぐ。

■バイトで学費も

 中小の工場と住宅が混在する大阪市生野区の東部。会社員寮を改装した「日生日本語学園」の校舎は満員だ。生徒約250人の8割がベトナム人。ほぼ全員がアルバイトをしている。

 レー・ティ・ニュンさん(24)もその一人。就職難のベトナムで大学卒業後も働き口がなく、2015年に来日した。学費は家族が担い、催しの受付などのバイト代で生活費を賄ってきた。来月、大学に進学し、通訳の職を目指す。「大学ではバイトの時間を増やして自分でも学費を負担します」と話す。

 昨夏、中国から来た費英華(フェイインファ)さん(21)は週4日の計約26時間、老人ホームで働く。日本語能力試験の最上級を取得し、卒業までに看護師試験の合格を目指す。「仕事と勉強の両方は大変だけど、何とか日本で働きたい」

 07年にできた同学園はグループとして昨年、大阪と静岡に2校を新設。今年は奈良などで3校の開設を計画する。本校の許賢(ホヒョン)校長(47)は「日本語を学んで成功したいという若者は多い。彼らの力になりつつ、ビジネスとしても成長できる」と期待する。

 関西で学習塾13校を展開するファースト・スタディ(大阪市)は14年に日本語学校を開設。同時にベトナムに開いた学校で約600人が日本語を学び、学力要件を満たした生徒が来日する。「現地教育を通じて高度人材を選抜し来日してもらうことが、労働力不足の日本に必要になる」と松岡将裕社長(46)は話す。

 現地での学生募集は激しさを増す。関西にある日本語学校の経営者は、ベトナムで仲介業者に留学生1人につき15万円の紹介料を支払っているといい、「優秀な学生は取り合いの状態だ」と語る。

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