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 香美町は、JR山陰線の旧余部鉄橋を活用した展望施設「空の駅」に建設中のエレベーターの愛称を、「余部クリスタルタワー」にすると発表した。今後、愛称を掲示した看板をつくるほか、愛称をイメージした土産物や道の駅のメニュー開発を目指す。

 エレベーターは全面ガラス張りで、地上から「空の駅」まで47メートルの高さがあり、今年秋の完成を目指している。町は昨年12月~今年1月に愛称を募集。全国の1631人から計3427件の応募があり、地元の代表や観光協会の関係者ら5人からなる選定委員会が最優秀賞作品1点、優秀賞作品2点を選んだ。

 最優秀賞の「余部クリスタルタワー」を提案したのは香美町村岡区入江の松岡尚志さん(83)。松岡さんは「全国ブランドの『余部』という名前と、ガラス張りの塔のイメージから考えた」という。優秀賞には名倉嗣朗さん(52)=播磨町=の「あまるべ47」と、原雅文さん(67)=愛知県安城市=の「あまるベーター」が選ばれた。

 最優秀賞には3万円相当の特産品、優秀賞の2人には5千円相当の特産品が贈られた。最優秀賞の愛称について、選考委員会は「『クリスタル』が余部の美しい空や海などの風景を象徴し、『タワー』には過疎の地域を照らすシンボルとしての存在感を連想させる」とコメントしている。(藤本久格)