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 関西電力高浜原発3、4号機(福井県)が、再稼働する見通しになった。関電は稼働後には、高止まりしていた電気料金を値下げする方針だ。ただ、「原発頼み」の体質は変わっておらず、経営が安定する保証はない。

 「再稼働した分の燃料費メリットを、利用者にお返しする」。岩根茂樹社長は28日に大阪市内であった記者会見で、そう述べた。高浜3、4号機が動けば、原発の代わりに動かしていた火力を止めることができ、年間840億円分の燃料費が減らせると試算している。浮いた分は、電気料金の値下げにまわす考えだ。

 ただ、再稼働や値下げの時期は、はっきり示さなかった。

 関電は現在、1月に高浜1、2号機で起きた大型クレーン倒壊事故を受け、作業内容の「総点検」を進めている。事故で原子炉補助建屋の屋根などが壊れ、福井県は関電の安全管理体制を厳しく批判。他の原発も含めた工事の安全管理の総点検を指示している。

 近く結果をまとめて地元の福井県に報告する方針だが、「県がどう反応するかが見通せない」(関電関係者)状況だという。

 その後は、大飯原発3、4号機…

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