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 観光名所として知られるベルリンのボーデ博物館で27日早朝、展示されていた直径53センチ、重さ100キロの大きな金貨が何者かに盗み出された。カナダの造幣当局が発行する純度の高い「メイプルリーフ」と呼ばれる金貨で、額面で100万カナダドル(約8300万円)、市場価格は、その3~4倍に上るという。

 警察によると、博物館の警備員から通報があったのは同日午前4時ごろ。特殊な防弾ガラス製の展示ケースが割られていた。博物館のすぐ近くを走る電車の線路近くで、はしごが見つかった。犯人は、このはしごを使って博物館の窓から侵入したとみられる。

 金貨は2007年につくられ、10年から同博物館に貸し出されていた。重さから単独での犯行は難しいとみられ、警察は目撃情報を求めている。(ベルリン=高野弦)