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 インフルエンザウイルスは、細胞の上をころころと動き回って「侵入口」を探していることが、川崎医大の研究で分かった。動く能力を封じると、感染力が落ちた。細胞に入り込まないと子孫が残せないウイルスが、あの手この手で獲得した生き残り戦略と見られる。27日、英国の電子科学誌「サイエンティフィックリポーツ」に掲載された。

 川崎医大の堺立也講師(微生物学)らは、細胞表面の環境を再現したガラス板の上で、インフルエンザウイルスの動きを詳細に観察。すると、うろうろしたり、つーっと滑ったりしていた。ウイルス表面にある2種類のたんぱく質が、細胞表面の物質と緩くつながったり、離れたりすることで、転がるような動きを作り出しているらしい。

 動き回ることで、細胞の侵入口を見つける機会が増える。動きに関わるたんぱく質を働かなくさせると、感染能力は3割程度に落ちた。

 堺さんは「ウイルスの振るまいが分かったことで、新たな治療戦略につながれば」と期待する。

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