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 関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の運転を差し止めた大津地裁決定から1年。一転して運転再開を認めた28日の大阪高裁の決定に、駆けつけた住民側には「原発ゼロのチャンスを失った」「琵琶湖をどう守るのか」と落胆や怒りが広がった。

 決定が出た直後の午後3時すぎ。大阪高裁前には住民や支援者ら約100人が詰めかけ、結果を待った。高裁から出てきた弁護士の一人が硬い表情で、「住民の願いに応えず」「司法の責務放棄」などと書かれた旗を広げると、一帯は静まりかえった。

 「福島事故を忘れた不当な決定だ。抗議したい」。その場でマイクを握った住民側代表の辻義則さん(70)が訴えると、「許さないぞ」と声が上がった。

 住民の一人、木谷千加子さん(…

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