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 小学生の道徳教科書には、「ドラえもん」「アンパンマン」「ちびまる子ちゃん」など、おなじみのキャラクターが2018年度から使われる。文部科学省が3月24日、教科書検定の結果を公表した。子どもたちにとって親しみやすい登場人物を題材に、子どもたち自身に生き方を考えさせようというねらいだ。

 「のび太に学ぼう」と題した教材を載せたのは、日本文教出版。のび太を「スポーツも勉強も苦手で、たいてい何をやってもうまくいきません」などと紹介。その上で、「そんな『のび太』にも、すてきなところがあると思いませんか」と語りかける。

 いつまでも落ちこまず、誰にでもやさしく、熱い心をもつ――。のび太の長所を描いた場面を並べ、のび太の生き方や、子どもたち自身の将来について問いかける。「のび太の多面的な姿を示すことで、子どもたちに生き方を考えてもらおうと企画した」(同社)という。「ドラえもん」はほかにも光文書院、広済堂あかつき、東京書籍の道徳教科書に登場した。

 光文書院は「ちびまる子ちゃんと考えよう!」というコラムを設け、友達作りやいじめ防止につながるような声掛けの仕方などを漫画入りで紹介した。

 「ドラえもん」の作者の藤子・F・不二雄さんや、「鉄腕アトム」の手塚治虫さん、「あしたのジョー」のちばてつやさん、「アンパンマン」のやなせたかしさんらの伝記を掲載した教科書もあった。(菅野雄介)