[PR]

 実も茎も葉も真っ赤な「筒井紅かぶ」に、ずんぐりしてメロンのような味のする「糠塚きゅうり」……。県内の各地域に受け継がれてきた伝統野菜を守ろうと、若手農家らが研究会を立ち上げた。作り手の高齢化が進むなか、栽培方法や食べ方を聞き取り、地元の食文化を残そうという取り組みだ。

 筒井紅かぶは青森市、糠塚きゅうりは八戸市に古くからある伝統野菜だ。茨城県つくば市の農業生物資源研究所ジーンバンクによると、青森原産の野菜は51件あるという。

 伝統野菜は地域の気候風土にあわせて変化し、食文化をつくってきた。だが、病気にかかりやすかったり、他の品種と交雑しやすかったりするなどで生産効率が悪く、スーパーなど大規模な流通が難しい。高齢化に伴い生産者がいなくなるとそのまま消滅してしまうことも多い。

 山形大の江頭宏昌教授(植物遺…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら