近畿大学(大阪府東大阪市)の複合施設「アカデミックシアター」が6日、オープンした。計7万2千冊の蔵書のうち漫画が2万2千冊を占める新図書館や、24時間利用可能な自習室など計5棟で構成する。大学は「学生の知的好奇心を刺激し、常識を打ち破る実践の場にしたい」としている。

 図書館は、従来の図書館で使われる図書分類ではなく独自のテーマで分類する。1階は書籍3万冊を33テーマに分けた。物理分野なら「光と物質のドラマ」、化学分野なら「分子たちの冒険」など。2階は「文学をマンガする」「仕事術と処世術」など33テーマに分け漫画2万2千冊、新書や文庫2万冊を配架した。

 監修したのは、本を通じた様々なプロジェクトを手がける編集工学研究所(東京)の松岡正剛所長で、「漫画をきっかけに関心を広げ、本を読み進めていく仕掛け作りを進めたい」と語る。

 近大生以外でも図書の閲覧は可能で、登録をすれば借りることもできる。(沢木香織)