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 千葉県我孫子市の草むらで、ベトナム国籍で小学3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)=同県松戸市=の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で30日夜、リンさんの父親が自宅で報道陣の取材に応じ、胸中を語った。

 父親は絞り出すような声で「リンちゃんが私、大好きです。リンちゃんが戻りたいです。生きたいです」と日本語で話し、「リンちゃん、生きたい、お父ちゃん、大好き」と声を震わせた。

 自宅の一室には祭壇が設けられ、新品のピンク色の女の子用の靴や洋菓子が供えられていた。父親は買ってきたばかりのパイナップルやバナナなどを新たに供えると、線香をあげて静かに手を合わせた。

 両親はその後、「皆さんにリンちゃんの冥福を祈って欲しい」とのコメントを代理人の弁護士を通じて出した。取材に応じたのは、リンさんの事件に関心を持ってもらい、子どもたちの安全に結びつけて欲しいからだという。