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 佐藤天彦名人(29)と将棋ソフト「PONANZA(ポナンザ)」が戦う第2期電王戦二番勝負(ドワンゴ主催)の第1局が1日、栃木県日光市の日光東照宮で始まった。2012年に始まった電王戦に、現役のタイトル保持者が出場するのは初めて。

 午前10時、対局が始まった。先手番のポナンザの初手は▲3八金。プロの対局ではほとんど前例のない奇抜な手だ。ただ、結局は、公式戦でもよく見られる「相懸かり」の戦いになった。

 佐藤名人は昨年、ソフトとの対戦相手を決める叡王戦で優勝した。事前にポナンザとの対戦を積んで研究し、この日に臨んだ。ポナンザは過去の電王戦で棋士を相手に無敗を誇る最強ソフト。

 今回が最後となる電王戦では、ポナンザを含むソフト側が通算12勝5敗1引き分けと大きく勝ち越している。(村瀬信也