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 朝日新聞社は1、2の両日、東京都内の有権者を対象に電話による世論調査をした。築地市場の豊洲市場への移転を今後も目指すべきかを尋ねたところ、「今後も目指すべきだ」が55%で、「やめるべきだ」の29%を上回った。小池百合子知事を「支持する」は74%で、「支持しない」の15%を大きく上回った。

 小池氏の支持の理由は、「改革の姿勢や手法」が45%と最多で、「これまでの知事よりもよい」34%、「人柄や言動」11%、「政策」8%だった。

 小池氏が昨年8月に延期を表明した豊洲移転を「目指すべきだ」としたのは男性63%、女性48%。「目指すべきだ」と答えた人のうち、「さらに安全対策をとった上で移転するべきだ」は68%、「今の状態で移転してよい」は29%だった。

 豊洲市場は地下水の有害物質濃度が環境基準を超えている。豊洲市場が安心かどうかを尋ねると、「大いに安心」「ある程度安心」が計37%、「あまり安心ではない」「全く安心ではない」は計60%だった。

 「安心」層では82%が豊洲移転を「目指すべきだ」と回答した一方、「安心ではない」層では「目指すべきだ」(41%)と「やめるべきだ」(43%)に割れており、安心度の違いが移転の賛否に影響したことがうかがえる。

 移転の判断を先送りしている小池氏の姿勢を「評価する」は54%、「評価しない」は37%だった。7月2日投開票の東京都議選で、移転の可否を「争点にしてほしい」は40%、「しなくてもよい」は53%だった。

 都議選に向けて、小池氏を中心とする地域政党「都民ファーストの会」は都議会の単独過半数を目指している。都民ファーストが「過半数を占めた方がよい」「占めない方がよい」はいずれも41%だった。

 現時点の都議選の投票先を政党別に尋ねると、自民31%、都民ファースト20%、民進7%、共産7%、無所属7%、公明4%、維新1%、地域政党「東京・生活者ネットワーク」1%、社民1%、「答えない・分からない」20%などだった。