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 那覇市の首里城公園で3日、沖縄県指定文化財の守礼門(しゅれいもん)などに液体が付着しているのが見つかった。県警は何者かが故意にかけたとみて、器物損壊容疑で調べている。

 那覇署によると、3日午前、公園を管理する沖縄美(ちゅ)ら島財団から「園内の施設に油のような液体がかけられている」と通報があった。財団の説明では、この日朝、公園にある「万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘」のレプリカにしみがあるのを警備員が発見。他にも守礼門の柱の下部や、別の二つの城門の木製扉にしみが数カ所あった。油状の透明な液体とみられるという。

 守礼門は国宝だったが1945年の沖縄戦で破壊され、58年に復元された。万国津梁の鐘は琉球王国時代に造られ、実物は県立博物館にある。首里城跡は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されている。(小山謙太郎、上遠野郷)