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 昨年12月にユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録された長浜市の長浜曳山(ひきやま)まつりが13日、開幕する。今年は登録を祝って全13基の曳山が11年ぶりに勢ぞろい。市民の協力で例年の倍以上の曳き手も確保できそうだ。

 まつりに先立ち、1日には「曳山交替(こうたい)式」があり、今年、子ども歌舞伎を奉納する出番山4基が長浜市曳山博物館から出され、来年、奉納する4基が収蔵された。今年の出番山は青海山(せいかいざん)、春日山(かすがざん)、諫皷山(かんこざん)、月宮殿(げっきゅうでん)。出番山の子どもたちは稽古に励んでおり、奉納が予定通りに進むかを確認する線香番が9日にある。子ども歌舞伎が始まる13日から、13基がそろう15日に向けて盛り上がる。

 例年、曳き手は約140人だが、今年は13基が勢ぞろいするとあって倍以上が必要。そのためまつりを取り仕切る総当番が各団体などに呼びかけたところ、市内の金融機関や学校、長浜バイオ大学などから応募があり300人以上が集まった。総当番の沢田昌宏副委員長は「曳き手も集まり盛大なまつりを観光客らに楽しんでもらいたい」と話す。(田中昭宏)