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 日本版GPS(全地球測位システム)と呼ばれる準天頂衛星「みちびき」2号機が5日、宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で公開された。今年度中に4号機まで打ち上げ予定で、2018年度の本格運用を目指す。

 みちびきは、日本のほぼ真上の軌道を回るため、地上でスマートフォンなどの端末が信号を受信する際に建物の影響を受けにくいことが特徴。専用の受信機を使えば、誤差数センチの高い精度で位置を特定することもできる。

 2号機の重量は4トン、太陽電池パネルを含む最大幅は19メートル。2号機が打ち上げられれば、すでに稼働中の1号機と合わせて、高精度の信号を受信できる時間が現在の6時間から2倍以上に延びるという。

 内閣府によると、日本版GPSは、衛星3機の開発と打ち上げに約899億円、地上管制システムの開発と約20年間の運用費用に約1188億円かかるとしている。(田中誠士)