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 宅配便最大手のヤマト運輸は6日、2016年度に扱った荷物が前年度比7・9%増の18億6756万個となり、過去最多を更新したと発表した。ここ5年間で3割増えるハイペース。インターネット通信販売の急拡大が背景にある。

 伸び率は、業界2位の佐川急便がネット通販大手アマゾンとの提携を打ち切った影響で、荷物が急増した13年度の12・0%増に次ぐ高さだった。スマートフォンの普及でネット通販で手軽に買い物ができるようになったからとみられる。

 ヤマトでは、荷物量の急増で宅配ドライバーの長時間労働が深刻化。改善に向け、再配達や配達時間帯指定などのサービスを見直し、ネット通販など大口顧客を中心に配達料の値上げを進め、荷物量の抑制にとりくむ方針を打ち出している。また、グループの従業員約7・6万人を対象にサービス残業の実態を調査し、残業代の未払い分を支払うことも表明している。