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 越前松島水族館(坂井市三国町崎)で、高浜町沖の海で保護されたクロウミガメが飼育されている。水族館によると、国内で確認された例は少なく、日本海側で見つかった初めてのケースになるという。6月ごろから展示し、一般にも見てもらう予定だ。

 高浜町小黒飯の漁師が3月中旬、沖合約100メートルの定置網にかかっているのを見つけた。甲羅の長さは約60センチで、体重は約35キロ。アオウミガメに似ているが、甲羅の後ろ端が細くなっていることや、腹部が全体的に黒っぽいことから、関係機関に写真を送って調べたところ、クロウミガメであることが判明した。

 東太平洋沿岸の熱帯や温帯域に分布し、国内でほかに飼育しているのは沖縄美(ちゅ)ら海水族館(沖縄県)、神戸市立須磨海浜水族園(神戸市)、南知多ビーチランド(愛知県)の3カ所だけだという。(堀川敬部)