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(6日、男子ゴルフ・マスターズ第1R)

 松山英樹と谷原秀人は初日はパットを決めきれず、出遅れた。ショットに不安を残す松山はパットで流れをつかみたかったが、逆に手放してしまった。パー5の2番は絶妙のバンカーショットからバーディーチャンスにつけたが、約2メートルのパットが外れた。ダブルボギーの後の8番も2メートルほどのパーパットがカップに蹴られてのボギー。「まっ、入ってないんで良くないんじゃないですか」と悔やんだ。

 国内ツアーでパットの名手と知られる谷原も10年ぶりに経験するうねるようなグリーンに苦戦した。「簡単なパットが外れてもったいない。傾斜と風とを読みながらは難しい」。強風がパットの微妙なタッチにも影響したようだ。(森田博志)

■池田勇太、我慢貫く

 池田勇太がホフマンのバーディーラッシュに惑わされず、我慢のゴルフを貫いた。悪条件の中、同組の40歳が9バーディー(2ボギー)を奪い、「一緒に回った選手があんだけバーディーを入れて、なかなか僕には回ってこなかった」と苦笑い。自身はボギー先行の苦しいラウンドだったが、後半の2バーディーで盛り返し、「最後まで耐えられた。内容も尻上がりでいい形で終われた」と納得の表情だった。

■V候補ジョンソン、無念

 優勝候補の筆頭に挙げられていたD・ジョンソンがスタート前に無念の棄権をした。前日、宿舎の階段で転び、背中から腰にかけて強打。回復を信じ、この日も会場まで来たが、「いくつかのスイングをしてみたら、80%だった。良いバックスイングができなかった」などと明かした。

 出場3試合連続優勝中と絶好調で乗り込んできた。「試合がしたかった。最高のゴルフができていたし、毎年、この大会を楽しみにしているのに」。昨年の全米オープンに続くメジャー2勝目は、思わぬ形で持ち越しになった。