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 東京都は7日、足立区内の生後6カ月の男児が3月30日、蜂蜜に含まれていたボツリヌス菌が原因の「乳児ボツリヌス症」で死亡したと発表した。記録の残る1986年以降、同症による死亡例は国内で初めてという。

 都によると、男児は2月20日にけいれんや呼吸不全などの症状が出て入院し、同症と診断された。男児の便と自宅にあった蜂蜜から同菌が検出されたという。家族は発症の約1カ月前から、離乳食として男児に蜂蜜を混ぜたジュースを飲ませていた。

 同症は同菌の繁殖を抑える腸内細菌が十分にない1歳未満の乳児が発症するとされ、原因食品の大半は蜂蜜のため、都は1歳未満の子どもに蜂蜜を与えないよう呼びかけている。