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 長崎県内の公立中学校1校の教室に置かれた学習用パソコンから、生徒の成績などの個人情報を含む教員のファイルを見ることができる状態になっていたことが、県教委への取材でわかった。複数の生徒が実際に閲覧していたといい、県教委は県内市町の各教委に注意を呼びかける方針。

 県教委によると、この学校では3月下旬まで、各教室の学習用パソコンから、教員用のネットワークにアクセスできる状態になっていた。テストの成績や通知表、教師による生徒への評価といった個人情報が含まれる教員のファイルを見ることができたという。学校などが詳しい原因を調べている。

 当時中1の男子生徒が3月下旬、教員用のファイルを閲覧しているのを他の生徒が見つけて学校に報告。当時中3の男子生徒がアクセスできることに気づき、中1の生徒に方法を教えていたという。中1の生徒はデータの一部をUSBメモリーにコピーしていた。2人の生徒は「興味本位だった」と話しているという。

 県教委は週明けにも、県内市町の教委に、生徒用と教員用のネットワークが分離されているかを確認するよう通知する方針。(真野啓太)