【動画】旧神岡鉄道の「おくひだ1号」が、廃線から約10年ぶりの復活=川津陽一撮影
[PR]

 岐阜県飛驒市神岡町で8日、旧神岡鉄道のディーゼル車「おくひだ1号」が、2006年11月の廃線から約10年ぶりに走った。地域の人々や全国から集まった鉄道ファンが沿線で、1日だけ復活した懐かしい車両に拍手を送った。

 廃線跡レールを使ってマウンテンバイク「ガッタンゴー」を走らせているNPO法人「神岡・町づくりネットワーク」と市が、ガッタンゴー営業開始10年を記念して企画した。

 町内ではこの日、秋田県の旧小坂鉄道や宮崎県の旧高千穂鉄道など、廃線跡を活用している全国の自治体やNPOなど14団体がアイデアや課題を話し合う「日本ロストライン協議会」の設立総会も開かれた。車庫で保管されていた「おくひだ1号」の復活運転は、その景気づけの意味合いも込められた。

 総会に招かれた鉄道ファンの石破茂衆院議員は「再活用しているレールの上でディーゼル車をもう一度動かしたのは大したことです」とたたえた。(永持裕紀)