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 微小粒子状物質PM2・5による健康被害のうち年約117万人が、貿易や越境汚染などの国際的な影響を受けて死亡していると、中国や米国などの研究チームが推計し、英科学誌ネイチャーに発表した。

 PM2・5は大気中を浮遊する微小な汚染物質。大きさは髪の毛の太さの20分の1から30分の1ほどで、肺の奥深くまで入り込みやすい。肺がんや循環器系疾患などのリスクを高めるとされ、大気汚染による死亡者の90%以上を占めるとみられている。

 発生源は自動車や工場、火山など様々だが、世界的な影響はよくわかっていなかった。研究チームは今回、228カ国・地域の2007年のデータを分析、計約345万人がPM2・5に関連した健康被害で死亡していると推計した。

 このうち22%にあたる約76…

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