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 鳥取市内の若手経営者らが参加する鳥取商工会議所青年部が鳥取県の愛称として「星取県」を広める活動をしている。全国で人口が最も少なく、街の明かりも少ないという点を逆手にとり、星空が美しいことをPRして観光客や移住定住者を増やすのがねらいだ。県も「星取県」のPRに本腰を入れている。

 きっかけは、青年部が昨年6月に鳥取市で開いた勉強会。新規事業がテーマで青年部の会員約40人が出席した。この時、講師の県職員から、鳥取市が星の見えやすさ日本一に輝いたことがあることを説明された。

 青年部はその後、部内の地域資源活性化委員会での協議を踏まえ、星空を地域活性化に生かす活動に取り組むことを決定。県が観光キャンペーンで使っている「蟹取(かにとり)県」にちなみ、鳥取を「星取県」の愛称でPRしていくことにした。

 第1弾として、1月、砂が夜空に流れるようなアート作品「サンドピクチャー」を鳥取市内のOA機器・カメラ店に置いてもらった。今後増やしていく計画だ。3月には、青年部会長(当時)の牧浦健泰(たけやす)さん(46)らが深沢義彦・鳥取市長と平井伸治知事を市役所と県庁に訪ね、星空観察を活用した教育の推進や光害防止条例の制定などを提言。「星空市長」「星取県知事」と印刷したPR用名刺各300枚を手渡した。

 鳥取砂丘(鳥取市)で星を見る会などを催している団体と連携し、県内の星空観察のスポットをめぐるツアーなども検討している。牧浦前会長は「鳥取県にはきれいな星空がある。県とも連携し、全国発信していきたい」と話す。

■県、ツアー費用を助成

 県も今年度、「星取県」ブランド化推進事業として、国内外の旅行者向けに星空撮影会などを企画・実施する業者に費用の3分の2(上限100万円)を助成するなどの事業を実施している。一般会計当初予算に約2300万円の事業費を盛り込んだ。

 今後旅行雑誌の編集者らを招いて特集を組むよう働きかけ、県内の星空スポットを紹介する冊子を作成する。タレントの篠原ともえさんを「星取県スター大使」に任命し、星取県をPRするイベントを5月31日に東京で開くことを計画している。

 県は、県内の年間宿泊者数を2018年に280万人とする目標を掲げているが、15年は約250万人。そのうち外国人は約10万人だ。県観光戦略課の担当者は「星空を求めて海外旅行をするのは香港で静かなブームになっている。海外へも積極的にPRしていきたい」としている。

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