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 日本将棋連盟(佐藤康光会長)の新しい理事を決める予備選挙の届け出が10日に始まり、元名人の森内俊之九段(46)、清水市代女流六段(48)らが立候補を届け出た。任期満了に伴うもので、将棋ソフトによる不正の有無を巡る騒動後、全理事が初めて改選される。

 永世名人の資格を持つ森内九段は2月、名人挑戦権を争うA級順位戦から陥落。3月末、順位戦には参加しない「フリークラス」に転出することを発表していた。清水女流六段が当選すると、選挙を経て選ばれる理事としては初の女性理事誕生となる。

 ソフト騒動を巡っては、当時の会長と理事の1人が2月に辞任。残留した他の理事3人も棋士たちの反発を受け、同月の臨時総会で解任されるなど、混乱が続いていた。

 定数は関東が5、関西が2。立候補の届け出は11日に締め切られる。27日に予備選挙があり、5月29日の総会で正式に理事が選出される。