建築家・安藤忠雄さん(75)の代表作の一つでコンクリート造の「光の教会」(1989年)が9月、東京・六本木の国立新美術館で改めて建てられることになった。同館を会場に、安藤さんの半世紀近い活動を紹介する「安藤忠雄展 挑戦」(朝日新聞社など主催)の概要が12日発表され、その目玉となる。

 展覧会は過去最大規模の安藤展。「光の教会」の重量感や質感を伝えるため、大阪府茨木市にある高さ8メートルの教会を、同館屋外展示場に原寸大で再現する。

 展覧会ではこのほか、安藤建築の原点である住宅作品群、香川県・直島や欧州で進めるプロジェクトを大空間を生かして紹介する。安藤さんは「建築は体験することが大切。建築の生命力が伝わる展示にしたい」と話した。会期中、会場で20~30回のギャラリートークも予定しているという。

 会期は9月27日から12月18日まで。(編集委員・大西若人

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