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 東芝による半導体子会社「東芝メモリ」の売却について、東芝が協業している米ウエスタンデジタル(WD)から独占交渉権を要求されていることが分かった。WD以外の企業への売却に反対しており、今後の売却手続きに影響する可能性がある。

 関係者によると、WDは協業の契約上、東芝メモリの売却に拒否権があると主張し、独占交渉を求める手紙を送った。東芝側は「合理的な理由がなければ拒否できない」として話し合いでの解決を目指す方針だ。

 東芝が3月末に実施した1次入札には、WDを含めて10社弱が参加している。WDは米ハードディスク駆動装置の大手で、昨年に東芝と半導体の生産で協業してきた米サンディスクを買収して関係を引き継いだ。