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 トランプ米大統領は12日、中国の北朝鮮からの石炭輸入禁止措置や安保理決議をめぐる対応に関し、「習(シー、近平〈チンピン〉)国家主席は適切に行動しようとしている」と称賛した。一方、対北圧力で中国が協力しなければ、米国単独で行動すると改めて強調。その際は日韓などの同盟国との共同対処も念頭に置いていることを示唆した。

 トランプ氏は、12日の会見で「我々は北朝鮮で大きな問題を抱えている」とし、「中国が(解決のため)懸命に努力しようとしている」と強調。中国に向かおうとしていた北朝鮮の石炭運搬船が引き返していると指摘し、「これは大きなステップ」と中国が北朝鮮からの石炭輸入禁止に踏み切ったと評価した。

 12日の国連安保理でのシリアをめぐる決議で中国がロシアに追従せず、棄権に回ったことを「すばらしいことだ」と持ち上げた。

 先週の米中首脳会談ではトランプ氏が習氏に北朝鮮の挑発行為をやめさせるよう強く働きかけるべきだと主張。今回の中国への称賛は、中国側が米国に歩み寄る姿勢をみせ、その「変化」を評価した格好だ。

 また、習氏に関し、首脳会談を通じて「我々は非常に相性がよいと思った。習氏は北朝鮮で米国に協力したいのだと思う」と述べた。一方、習氏に「(米国と)よい貿易交渉がしたいと思ったら、北朝鮮について我々に協力することだ。さもなければ、我々は単独で行動すると言った」と明かした。

 軍事行動も念頭に置いた「単独…

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