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 5月9日投票の韓国大統領選の有力候補らが、13日のテレビ討論会で、米国による北朝鮮への先制攻撃に反対する考えを一斉に表明した。米原子力空母カールビンソンが朝鮮半島近海に接近する中、韓国内では緊張が高まっており、候補者たちが有権者の懸念を代弁した格好になった。

 討論会では、米韓同盟に最も理解がある与党「自由韓国党」(旧セヌリ党)の洪準杓(ホンジュンピョ)候補が「米国と協議し、先制攻撃に至らないようにすることが最も重要だ」と指摘。同党を離党した議員らでつくった「正しい政党」の劉承旼(ユスンミン)候補は「軍事的な準備を十分備えるべきだ」とし、「可能であれば(先制攻撃は)やらない方がよい」とした。

 高い支持率を得ている最大野党「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)候補は「米大統領に電話し、我が国の同意のない先制攻撃はありえないとして攻撃を保留させる」と主張した。文氏と支持率でトップを争う第2野党「国民の党」の安哲秀(アンチョルス)候補も「トランプ米大統領に戦争は絶対だめだと伝える」と語った。(ソウル=牧野愛博)

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