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 高齢になってかんだりのみ込んだりしにくい人が気軽に外食を楽しめるように、食べやすい工夫をした料理を出す飲食店の一覧を載せているウェブサイトがある。日本医療研究開発機構の研究班が作成し、昨秋から公開を始めた。全国各地の飲食店がバリアフリー情報などとともに掲載され、今後も増える予定だ。

 ウェブサイトでは、京料理やフランス料理、ケーキなどさまざまなジャンルの店を住所や電話番号に加え、どんな食形態で提供できるかを紹介。バリアフリー対応や個室の有無、吸引器の持ち込み可否も見ることができる。

 研究班代表の戸原玄・東京医科歯科大准教授(高齢者歯科学)は、のみ込むのが難しい嚥下(えんげ)障害のある在宅患者の治療にあたっている。「メニューを選べて、プロが作ったできたての料理を食べられる外食は楽しみになり、治療の目標にもなる」。外出することで、いい意味での緊張感も生まれるという。在宅だけではなく、高齢者施設で暮らす人たちにとっても、施設での提供が難しいすしなど生ものを楽しめる機会にもなる。予約や相談が必要な店も多く、事前に電話することを勧める。

 昨年6月に開店した東京都台東…

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