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 映画会社の東宝が14日発表した2017年2月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が23・4%増の502億円で過去最高を更新した。自社で企画制作したアニメ映画「君の名は。」と、ゴジラシリーズの「シン・ゴジラ」のヒットが貢献した。

 売上高は前年比1・8%増の2335億円、純利益は28・7%増の332億円でいずれも過去最高だった。

 「君の名は。」は昨年8月に公開され、中高生らを中心にSNSなどを通じて爆発的に人気が広がった。2月末までの興行収入は約245億円で邦画の歴代2位となっている。「シン・ゴジラ」も昨年7月に公開し、興行収入は約83億円を記録した。

 一方、同社の18年2月期予想は減収減益を見込む。好業績の反動が出そうだという。14日に会見した東宝の太古伸幸常務は「体験型消費として映画が見直されつつある」とした上で、「客のニーズや動向の少し先を見据えて作品づくりを考えたい」と話した。