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 大型連休を前に、全国一のアサリ漁獲量を誇り、国産の6割を占める愛知県で、潮干狩りの中止や期間の短縮が相次いでいる。台風や天敵による食害などが原因とみられ、漁業関係者も困惑している。

 4月中旬、三河湾に面した愛知県西尾市の衣崎海岸。護岸には「潮干狩り場」の看板があるが、引き潮の浜に人の姿はない。アサリの生育不良を理由に、初めて潮干狩りの開催を中止したという。衣崎漁協の黒田勝春組合長(71)は「今年度に入って採れたのはゼロだ」と嘆く。

 西尾市の東幡豆(はず)漁協では、期間の短縮を決めた。開場日だった16日の日曜日には多くの家族連れでにぎわったが、豊田市の会社員間瀬清彦さん(45)は「1時間くらい掘っているが、まだ数百グラムしか採れない」。

 伊勢湾側でも美浜町の潮干狩り場4カ所が中止など影響が出ている。

 県水産課が県内の主な潮干狩り場35カ所を調べたところ、今年中止となっているのは14カ所、開催未定は2カ所。開催しているのは19カ所で、昨年に比べて4カ所少ないという。

 県のアサリ漁獲量は、2008…

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