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 再建された大磯町の旧吉田茂邸の庭園で、2年ぶり2回目の「おおいそ野外アート2017」が16日から始まる。15日は、制作者らがオブジェや生け花などを搬入し、設置した。

 神奈川、東京、千葉の作家やグループが38作品を出品した。政界引退後の穏やかな「吉田茂翁」像を粘土の焼き物で制作した彫刻家の南出要子さん(62)=大磯町=は、「資料や写真を見て、大磯の私邸で幸せそうに過ごした元首相を表現したいと思った」と話した。

 竹林に白い材料をくくりつけて「波」を表現したり、古い陶器の破片で「心」の文字をかたどったりして、庭園空間を生かした作品が点在する。散策しながら多彩なアートを楽しめる。実行委員会主催。5月21日まで。無料。(遠藤雄二)