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 東京都台東区の浅草寺の境内で15日、油がまかれたような染みが見つかった。警視庁は、明治神宮(渋谷区)の鳥居などに液体をかけた容疑で指名手配した中国籍の女2人が浅草寺の被害にも関与した疑いがあるとみて、器物損壊容疑で捜査している。

 浅草署によると、15日昼ごろ、境内の本堂西側にある「弁財天」がまつられているほこらに、油がまかれたような染みが十数カ所見つかった。捜査関係者によると、明治神宮の事件に関与したとして警視庁が建造物損壊容疑などで逮捕状を取った中国籍の朴今玉(ピアオジンユイ、49)、朴善愛(ピアオシャンアイ、49)の両容疑者が3日午後、明治神宮の後に浅草寺にも立ち寄っていたことが判明。防犯カメラに2人の姿が映っていたという。2人は3月27日に中国から那覇市に入り、4月1日に上京。4日午前1時半、上海へ出国した。

 都内では4日にも、増上寺(港区)で国の重要文化財の柱などが液体で汚される被害が発覚。また4月1日から3日にかけ、京都市の下鴨神社、奈良県吉野町の金峯山寺、那覇市の首里城公園などでも、液体をまいたような染みが相次いで確認されている。