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 台湾南部・台南市の烏山頭ダムで16日、近くに設置されている日本人土木技師・八田与一(1886~1942)の銅像の頭の部分が壊されているのが見つかり、地元警察が捜査している。同ダムは日本人観光客も訪れる観光地。

 銅像は高さ1メートルほどの座像で、八田がダムを眺める向きで置かれていた。地元報道によると、ダム関係者が16日朝、像の頭部が切り取られているのを見つけ、警察に通報したという。

 八田は日本植民地時代の台湾で、烏山頭ダムの建設を指揮し、台湾南部を穀倉地帯にした。台湾では歴史教科書にも登場する著名人。2011年、ダム湖畔に記念公園が整備された。

 八田の命日の5月8日には、日台の関係者が毎年記念行事を開いており、今年も予定している。地元の台南市政府は「命日までには修復したい」としている。(台北=西本秀

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