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 国家戦略特区として、家事代行目的での外国人の入国が大阪市などで認められたことを受け、フィリピン人8人が17日、家事代行大手ダスキン(大阪府吹田市)に初出社した。約2週間の研修を経て、5月から利用者宅で仕事を始める予定だ。

 家事代行目的の入国は原則的に禁止されているが、政府は家事負担の軽減などの目的で2015年に法改正。必要最低限の日本語が話せて家事代行の経験が1年以上などの条件を満たせば在留資格を与え、特区の大阪市、東京都、神奈川県で家事代行できるようにした。日本滞在は最長3年。

 ダスキンなど6社が計約150人のフィリピン人の来日を申請しており、今後も増える見込み。同社には17日、来日した25~38歳のフィリピン人女性が出社した。娘(10)と息子(8)を母親に託して来日したマルー・ブエナベントゥラさん(35)は「子どもの将来のために働きたい」と話した。(長富由希子)