【動画】登校中の児童の列に車が突っ込んだ現場=井手尾雅彦撮影
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 18日午前7時50分ごろ、大阪府寝屋川市堀溝1丁目の国道163号交差点で、左折のため停車していた乗用車が後続のワンボックス車に追突されてはじき飛ばされ、集団登校中の児童の列に突っ込んだ。府警によると、市立堀溝小学校1~6年の男女7人(6~11歳)と見守り中の交通指導員の女性(63)、追突された車を運転していた男性(43)の計9人が足や腰などにけがをした。

 府警は、ワンボックス車を運転していた建設業積(せき)明宏容疑者(40)=同府守口市藤田(とうだ)町4丁目=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。積容疑者は通勤途中で、「右折の車列に気を取られ、前をよく見ておらず気付くのが遅れた」と供述しているという。

 寝屋川署によると、負傷した児童は、1年の男児と女児、2年の男児と女児2人、3年の女児、6年の男児で、1年と6年の男児は兄弟。

 交差点で乗用車が左折しようとして横断中の歩行者を待っている時、積容疑者のワンボックス車に追突された。乗用車はそのはずみではじき飛ばされ、歩道と車道の間の柵を倒し、交差点北東角の歩道で信号待ちの約20人の小学生の列に突っ込んだ。

 現場は小学校から北西に約350メートルで、京阪本線萱島(かやしま)駅から南東へ約1・5キロの飲食店などが立ち並ぶ地域。

 足を負傷した交通指導員の女性は佐々木光子さん。朝日新聞の取材に応じ、「全国で登下校中の子どもが巻き込まれる事故が相次いでおり、子どもの注意では防げないものが多い。もっと気をつけて運転してほしいし、さらに見守り活動を強化していきたい」と話した。佐々木さんは子どもと向き合っていて突然、後ろから車にはねられ、パチンコ店の敷地に飛ばされたという。

 現場から約50メートルの場所で児童の引率をしていた山羽克彦さん(72)は「子どもたちが『ぎゃー』と大きな声をあげていた。病院に連れて行こうとすると、お母さんを呼んでほしいと言っている子もいた」と話した。