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 18日午前11時ごろ、京都市中京区にある二条城の国宝・二の丸御殿内で、茶色の粉がまかれているのを、城を管理する市の元離宮二条城事務所の職員が見つけた。職員らが城内を点検したところ、御殿の壁や床に31カ所、近くの特別名勝・二の丸庭園に10カ所、本丸庭園に3カ所など計53カ所、同様の粉がまかれているのを見つけたという。

 同事務所は、午後2時ごろから同4時の観覧終了まで二の丸御殿への入場を休止した。周辺にはあちこちに粉がまかれ、カレーのようなにおいがするという。通報を受けた京都府警が、文化財保護法違反容疑で粉の成分分析や防犯カメラの解析などを進めている。毒物の可能性は低いとみている。