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 投資話を持ちかけて違法に資金を集めたとして国際手配されていた、熊本県出身の山辺節子容疑者(62)が19日、滞在先のタイから強制送還されて帰国し、日本の領空に入った同日未明、機内で出資法違反(預かり金の禁止)容疑で熊本県警に逮捕された。

 捜査関係者によると、山辺容疑者は2015年9月までの約1年間に、元本保証を約束すると説明した上で「私に出資すれば高い利息を付けて返せる」などと持ちかけ、知人男性2人から計約7千万円を違法に集めた疑い。このほか数十人から計7億円以上を集めた疑いも持たれており、県警は余罪についても捜査を進める。

 県警は昨年の熊本地震前に山辺容疑者が出国したことを確認。今年に入ってから逮捕状をとり、警察庁を通じて国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配の手続きをとっていた。

 山辺容疑者は3月末、滞在していたタイ国内で不法滞在容疑で入管当局に身柄を拘束された。その後、強制送還され、19日朝、羽田空港に到着した。