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 3年後の東京五輪に向けて、マラソン日本代表の選考が大きく変わる。18日に日本陸連が決めた新たな選考方式は、酷暑の本番で戦える選手をいかに選び抜くか、選考の透明性をどう確保するかという、二つの課題を解消する狙いがある。

 代表3枠のうち、少なくとも2枠は、2019年9月以降に実施する「マラソングランドチャンピオン(MGC)レース」の結果から自動的に選ばれる。参加できるのは、予選に当たるMGCシリーズで条件(順位とタイム)を満たした選手で、リオデジャネイロ五輪の選考に当てはめると、15人程度。少数精鋭のレースになる見込みだ。

 最後の1枠は、MGCレース後に行われる「ファイナルチャレンジ」(仮称)で最速タイムをマークした選手が自動的に選ばれる。福岡国際や東京など既存の男女各3大会が指定された。一方、前年の19年世界選手権(ドーハ)は選考会から除外された。

 ただ、ファイナルチャレンジでは、日本陸連が今後に定める派遣設定記録を突破していなければ、代表入りできない。その時はMGCレースから3枠全てが選ばれる。

 選考レースでは、上位3人を自動的に選ぶのが、本来は最も分かりやすい。ただ、過去の五輪では、たまたま好走した選手が選ばれて、本番で好結果を残せなかった例が多いという。

 そのため、予選にあたるMGCシリーズを設定して、ピークを合わせる調整能力を2度チェックする。

 MGCレースには、五輪同様、ペースメーカーがいない。勝負重視になる可能性もあり、「スピードのある選手も選びたい」という意向を反映するため、その後のファイナルチャレンジに1枠が割り当てられた。

 解説者の増田明美さんは、「今までの選考は人の主観が入りすぎていたが、客観的になった。マラソン文化を創ってきた既存の大会には配慮があるので、いい方法だ」と話した。(増田創至)

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