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 さらし姿の裸男たちが激しくぶつかり合う古川祭の「起(おこ)し太鼓」が19日夜、岐阜県飛驒市古川町であった。起し太鼓と屋台行事が昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されてから初めての祭りで、旧城下町は熱気に包まれた。

 午後8時45分ごろ、櫓(やぐら)の上の直径約80センチの大太鼓にまたがった男衆がばちを振り下ろして「打ち出し」を合図。動き出した櫓の真後ろに「付け太鼓」と呼ばれる小太鼓を少しでも早く付けるため、町内の男たちが殺到した。

 20日は豪華な9台の屋台の「曳(ひ)き揃(そろ)え」もある。2日間の祭りの人出を市観光課は昨年より約6千人多い約5万人と予想。平日開催だが、ユネスコ登録やアニメ映画「君の名は。」で有名になった効果も見込む。(永持裕紀)