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 正確さと速さを競う第14回詰将棋解答選手権のチャンピオン戦で、昨年末デビュー以来、公式戦での連勝記録を伸ばす中学生棋士・藤井聡太四段が達成した3連覇。山梨県富士川町天神中條の塾経営・柴田三津雄さん(61)は出題者として優勝の行方に影響を与えた。

 3月末の選手権は棋士、奨励会員、アマチュアら78人が参加した。1問10点、90分の二つのラウンドに5問ずつ計10問が出題される。同点なら、かかった時間が短い方が上位。

 第1ラウンドを終えた時点で、50点満点は5人。藤井四段は49点だった。柴田さんの問題は第2ラウンドの第8問で、10点は78人中6人。トップ争いをしていた宮田敦史六段が解けず90点止まりで、かかった時間で3位に。「8番を解けなかったのが痛かったです」と結果速報の中で述べている。藤井四段は、第8問の解答の記入に1カ所誤りがあったが、減点1で9点獲得。最終的に91点で3連覇を果たした。

 柴田さんが詰将棋と出会ったのは1988年に出た、詰将棋作家の人間模様を描いた本。最初は解くだけだったが、そのうち問題を作ってみると面白い。ただ、数年すると難しさも感じ、一度離れた。だが50歳の時、「熱中したものを大事にしなければ」と再び始めた。

 京都大学で美学美術史学を学んだ。「画家になりたかったが下手だった」と笑う。詰将棋をつくる魅力を「数学と絵画の融合。論理的構成と、1枚の絵を描く形の美しさ」と話す。地元・旧増穂町生まれで日本将棋連盟会長も務めた故・米長邦雄さんの存在もあり、将棋が身近だったという。

 チャンピオン戦で採用されたの…

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