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 静岡市は19日、市立清水病院(清水区宮加三)で医療ミスがあり、亡くなった患者の遺族に賠償金2200万円を支払うことで合意したと発表した。

 昨年3月、清水区に住む膀胱(ぼうこう)結石の男性患者(当時91)を手術した際、尿道を広げる金属製器具で過って大腸を傷つけた。このため、開腹手術し、人工肛門(こうもん)を設けた。患者は血圧の低下など一時危険な状態になったが回復し、一般病棟に入院中の6月に肺炎で死亡した。

 病院側は「医療ミスにより、患者の体力低下を招いた」として、死亡との因果関係を認めて遺族に謝罪、賠償金の交渉をしていた。26日に開かれる臨時議会に賠償金を盛り込んだ補正予算案を提案する。

 藤井浩治病院長は「ご遺族に深くおわびする。事前検査や装置を活用した手術中の確認などでより安全な手術方法を選択し、再発防止に努める」とのコメントを出した。

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