(20日、フィギュア世界国別対抗戦 男子SP)

 羽生は演技終了後、天を見上げてつぶやいた。「ごめんなさい」。伝えた相手はSP曲「レッツ・ゴー・クレージー」を作曲したプリンス。昨年急逝し、21日が命日。今季最後の舞台で「気持ちを込めようと集中したが、余計な気持ちが入り過ぎた。申しわけない」とうつむいた。

 冒頭の4回転ジャンプは1回転となり、続くジャンプも着氷で手をついた。「重圧をかけ過ぎたが、それでも出来ると思った」と羽生。練習で出来ていたノーミスの演技が、今季は本番で一つも出来ていなかっただけに、完璧への思いは誰よりも強かった。

 83・51点で7位。「SPに対して苦手意識が完全に出来はじめてしまっている。時間をかけて打破していきたい」と話した。

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