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 チューリップ栽培が始まって1世紀。海外との価格競争や高齢化による栽培農家の減少などで、富山のチューリップは苦境に立たされていた。

 県花卉(かき)球根農業協同組合によると、ピークの1961年度には1800人いた組合員は、昨年度末には104人に減少。球根栽培のピークは1993年度の約6119万球(252ヘクタール)で、昨年度は約1760万球(73ヘクタール)に。同組合常務理事の水越久男(69)は「隔離検疫を受けずに海外の球根が輸入されるようになったことが大きい」と語る。

 隔離検疫とは、輸入された植物が病気を持っていないか、国内で数カ月間植えて確かめる仕組み。輸入自由化の流れの中で、88年にオランダのチューリップの隔離検疫が廃止された。

 手続きが簡略化されると、大規…

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