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 トランプ米大統領は20日、核・ミサイル開発で挑発を繰り返す北朝鮮を「脅威」と表現したうえで、中国が対北朝鮮圧力を強めていくことに「絶対的な自信がある」と述べた。北朝鮮にとって最大の貿易国である中国が経済的・政治的圧力を強めることに強い期待感を示した。

 トランプ氏は同日、イタリアのジェンティローニ首相との共同記者会見で、北朝鮮への対応について「米国は急速に軍事力を増強している」と述べ、軍事的対抗措置をとる可能性を改めて示唆した。

 一方で、北朝鮮に対する中国の働きかけについて「批評家が、現在のような中国の対応を見たことがないと言っている」と中国の対応を評価。さらに「本当にできるかどうか分からないが、中国が非常に一生懸命に努力するという絶対的な自信がある」と述べた。

 また、先の米中首脳会談の際、「『もし中国が(北朝鮮の)脅威を取り除けば、中国は貿易でよりよい取引ができる』と伝えている」と語った。(ワシントン=佐藤武嗣)