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 小池百合子・東京都知事は21日の定例記者会見で、18日夜に都内の日本料理店を訪れた際、居合わせた安倍晋三首相から「お手柔らかにお願いしますね」と語りかけられたと明かした。7月の都議選を巡り、小池氏を中心とする地域政党「都民ファーストの会」が都議会の自民党会派と対立している状況を念頭においた発言とみられる。

 小池氏は小泉純一郎元首相らとの会合に出ており、首相と会ったことは「本当に偶然」と説明。「(店内で)別の会合に出ておられた総理が、ごあいさつに来られました」と話した。

 小池氏は会合で同席した二階俊博・自民党幹事長とのやり取りも明かし、「(二階氏から)都議選が終わってから協力態勢をどうするか、そんな話もいただいた」と述べた。2020年東京五輪・パラリンピックなどについて「国と都の連携を確認できた」とも話した。

 小池氏は都議会の自民会派への批判を強める一方、自身は自民を離党していない。会見で自民党本部と都議会の自民との付き合いは別なのかと質問されると、「ノーコメント」と述べ、明言を避けた。(石井潤一郎)