[PR]

 パリの繁華街シャンゼリゼ通りで20日夜に警察官が銃撃され、3人が死傷した事件で仏検察は21日、カリム・シャルフィ容疑者(39)が今年初めにも警官殺害を計画している疑いがあるとして捜査の対象になっていたことを明らかにした。2月には一時拘束されたこともあった。捜査当局は武器入手の経緯や協力者がいた可能性についても調べている。

 シャルフィ容疑者はほかの警官に現場で射殺された。事件に使われたのはカラシニコフ銃だったが、現場に乗り付けた車からはさらにショットガンやナイフなどが見つかった。

 検察の発表によると、今年1月、シャルフィ容疑者が警察官殺害を計画し、武器を入手しようとしているという情報を得たという。2月下旬には拘束され、自宅の捜索も受けたが、十分な証拠が見つからずに釈放。その後さらに捜査当局は盗聴も行ったが、イスラム過激組織に関係しているとの証拠はつかめないままだったという。

 シャルフィ容疑者は過去にも警察官殺害を計画した罪で2005年に禁錮15年の判決を受けたのをはじめ、何度か有罪判決を受けたが、13年に仮釈放されていた。(パリ=喜田尚)

こんなニュースも